2023年09月06日 17:58
日本医師会の釜萢敏常任理事は6日の定例記者会見で、新型コロナウイルスに感染した入院患者を受け入れるための確保病床の10月以降の取り扱いについて、「突然ゼロになると大きな混乱につながりかねないと懸念している」と述べた。【兼松昭夫】
新型コロナの入院患者は8月末現在、全国に2.5万人ほどいて、そのうち半分程度を確保病床で受け入れているという。釜萢氏は、そうした実態を踏まえた対応が必要だとの認識を示した。
また、新型コロナの感染が今後、拡大しても入院患者の受け入れに対応できる医療体制を維持することの重要性も指摘した。
その上で、ポストコロナの体制に2024年度以降、円滑に移行するため自治体としっかりすり合わせるよう国に呼び掛けた。
新型コロナの入院患者は8月末現在、全国に2.5万人ほどいて、そのうち半分程度を確保病床で受け入れているという。釜萢氏は、そうした実態を踏まえた対応が必要だとの認識を示した。
また、新型コロナの感染が今後、拡大しても入院患者の受け入れに対応できる医療体制を維持することの重要性も指摘した。
その上で、ポストコロナの体制に2024年度以降、円滑に移行するため自治体としっかりすり合わせるよう国に呼び掛けた。