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医療・介護ニュース

東京のコロナ患者報告数「緩やかに増加」-都が分析公表、入院患者は「ほぼ横ばい」

2023年07月06日 19:57

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 東京都は6日、新型コロナウイルス感染症のモニタリング分析を公表した。第26週(6月26日-7月2日)の定点医療機関当たりの患者報告数は、前週比10.1%増の6.85人だった。専門家による分析では、「緩やかに増加している」と指摘している。【新井哉】

 重症化リスクの高い60歳以上 の患者報告数については、「これまで横ばいだったが増加した」と説明。今後の動向に注意する必要性を挙げている。

 感染拡大の早期予兆の指標の1つとしてモニタリングしている「#7119における発熱等相談件数」の7日間平均は111.6件(5日時点)で、前週(108.1件、6月28日時点)よりも増えた。

 3日時点の入院患者数は、前週(6月28日時点)から58人増えて1,089人となった。「ほぼ横ばい」としながらも、「地域や診療科によっては、他の熱性疾患等の受診者が増加してきている」との見解を示している。

 救急医療体制の逼迫度を把握する指標「救急医療の東京ルールの適用件数」の7日間平均は102.7件(5日時点)で、前週(81.1件、6月28日時点)を上回った。

出典:医療介護CBニュース