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医療・介護ニュース

【感染症情報】ヘルパンギーナが7週連続で増加-過去10年で最多の患者報告数

2023年07月04日 20:30

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 国立感染症研究所がまとめた6月19日から25日までの1週間(第25週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は定点医療機関約5,000カ所、速報値)によると、ヘルパンギーナとRSウイルス感染症の定点医療機関当たりの患者報告数が7週連続で増加した。新型コロナウイルス感染症も増えた。インフルエンザは5週連続、感染性胃腸炎は3週連続で減少した。【新井哉】

〔新型コロナウイルス感染症〕報告数は前週比9.5%増の6.13人。都道府県別の上位3位は、沖縄(39.48人)、鹿児島(11.71人)、熊本(7.76人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比28.7%増の5.79人。過去10年で最も多い。都道府県別の上位3位は、宮城(14.0人)、鹿児島(12.25人)、静岡(10.12人)。

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比13.7%減の4.98人。都道府県別の上位3位は、大分(9.17人)、埼玉(8.09人)、熊本(7.76人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比9%増の3.16人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、大分(7.69人)、山口(6.23人)、三重(6.04人)。

〔インフルエンザ〕報告数は前週比7%減の1.2人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、鹿児島(18.09人)、宮崎(6.81人)、長崎(2.94人)。

出典:医療介護CBニュース