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医療・介護ニュース

【感染症情報】RSウイルスが6週連続で増加-インフルエンザは4週連続で減少

2023年06月27日 16:40

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 国立感染症研究所がまとめた12日から18日までの1週間(第24週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は定点医療機関約5,000カ所、速報値)によると、ヘルパンギーナ、RSウイルス感染症、手足口病の定点医療機関当たりの患者報告数が6週連続で増加した。新型コロナウイルス感染症も増えた。インフルエンザは4週連続、感染性胃腸炎は2週連続で減少した。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比8.3%減の5.77人。都道府県別の上位3位は、大分(9.94人)、長野(9.56人)、熊本(9.34人)。

〔新型コロナウイルス感染症〕報告数は前週比9.6%増の5.6人。都道府県別の上位3位は、沖縄(28.74人)、鹿児島(9.6人)、千葉(7.57人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比50%増の4.5人。過去10年で2番目に多い。都道府県別の上位3位は、和歌山(10.5人)、宮崎(10.06人)、鹿児島(9.94人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比9.8%増の2.9人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、大分(6.72人)、愛媛(6.35人)、山口(6.05人)。

〔インフルエンザ〕報告数は前週比5.1%減の1.29人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、鹿児島(10.55人)、宮崎(8.16人)、長崎(4.47人)。

〔手足口病〕報告数は前週比16.7%増の0.77人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、茨城(3.49人)、宮崎(2.39人)、大分(1.92人)。

出典:医療介護CBニュース