2023年06月14日 19:52
国立感染症研究所がまとめた5月29日から6月4日までの1週間(第22週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は定点医療機関約5,000カ所、速報値)によると、RSウイルス感染症とヘルパンギーナの定点医療機関当たりの患者報告数が4週連続で増えた。手足口病は3週連続で増加、感染性胃腸炎、新型コロナウイルス感染症も増えた。インフルエンザは2週連続で減少、咽頭結膜熱(プール熱)も減った。【新井哉】
〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約2%増の6.61人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、大分(12.31人)、富山(10.59人)、埼玉(10.12人)。
〔新型コロナウイルス感染症〕報告数は前週比約25.3%増の4.55人。都道府県別の上位3位は、沖縄(15.8人)、石川(6.98人)、北海道(6.71人)。
〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約8.7%増の2.12人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、山口(6.02人)、和歌山(5.13人)、奈良(4.35人)。
〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約40.6%増の1.87人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、宮崎(8.78人)、富山(4.69人)、佐賀(4.65人)。
〔インフルエンザ〕報告数は前週比約6.2%減の1.52人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、宮崎(5.33人)、愛媛(3.64人)、鹿児島(3.54人)。
〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約4.7%減の0.61人。過去10年の同期の平均と同程度。都道府県別の上位3位は、鹿児島(1.4人)、富山(1.1人)、山形(1.07人)。
〔手足口病〕報告数は前週比約33.3%増の0.48人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、宮崎(2.19人)、茨城(1.68人)、岡山(1.11人)。
〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約2%増の6.61人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、大分(12.31人)、富山(10.59人)、埼玉(10.12人)。
〔新型コロナウイルス感染症〕報告数は前週比約25.3%増の4.55人。都道府県別の上位3位は、沖縄(15.8人)、石川(6.98人)、北海道(6.71人)。
〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約8.7%増の2.12人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、山口(6.02人)、和歌山(5.13人)、奈良(4.35人)。
〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約40.6%増の1.87人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、宮崎(8.78人)、富山(4.69人)、佐賀(4.65人)。
〔インフルエンザ〕報告数は前週比約6.2%減の1.52人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、宮崎(5.33人)、愛媛(3.64人)、鹿児島(3.54人)。
〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約4.7%減の0.61人。過去10年の同期の平均と同程度。都道府県別の上位3位は、鹿児島(1.4人)、富山(1.1人)、山形(1.07人)。
〔手足口病〕報告数は前週比約33.3%増の0.48人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、宮崎(2.19人)、茨城(1.68人)、岡山(1.11人)。