2019年10月08日 19:55
国立感染症研究所がまとめた9月23日から29日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値)によると、2週連続で減少していた伝染性紅斑(リンゴ病)の定点医療機関当たりの患者報告数が増加に転じた。一方、感染性胃腸炎や手足口病は3週連続で減少した。【松村秀士】
〔伝染性紅斑〕報告数は前週比約21.7%増の0.56人。都道府県別の上位3位は、福岡(1.39人)、大分(1.36人)、福井(1.3人)。
〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約5.5%減の2.74人。都道府県別の上位3位は、大分(6.44人)、島根(5.0人)、宮崎(4.83人)。
〔手足口病〕報告数は前週比約16.1%減の1.82人。都道府県別の上位3位は、長野(3.7人)、北海道(3.47人)、新潟(3.4人)。
〔インフルエンザ〕報告数は前週比約20.7%減の0.92人。都道府県別の上位3位は、沖縄(34.72人)、鹿児島(2.16人)、佐賀(1.69人)。
〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約19.0%減の2.36人。都道府県別の上位3位は、香川(6.18人)、山形(4.97人)、愛媛(4.68人)。