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医療・介護ニュース

コロナ定点把握 5類変更後初めて公表-新規患者数 8-14日の1週間分 厚労省

2023年05月19日 18:50

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 厚生労働省は19日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に変更されてから初めて新規患者数の発生状況を公表した。発生状況の把握は、変更前の「全数」から全国約5,000カ所の指定医療機関が報告する「定点」に移行し、毎週月曜からの1週間分を翌週の金曜日に都道府県ごとに公表する形へと切り替えられた。【大月えり奈】

 今回公表されたのは2023年第19週(8日から14日まで)分の発生状況。それによると全国の定点医療機関当たりの患者報告数は2.63人で、都道府県別で最も多かったのは沖縄の6.07人だった。あわせてG-MIS(医療機関等情報支援システム)の新規入院患者数等も公表された。

 厚労省は発生状況を毎週金曜日の午後2時を目途に公表する予定で、次回の第20週(15日から21日まで)分については26日に公表する予定。

出典:医療介護CBニュース