2023年05月11日 16:05
厚生労働省によると、2021年度の特定健診の実施率は56.5%で、前年度から3.1ポイント上昇した。また、特定保健指導の実施率は24.6%(前年度比1.6ポイントの上昇)だった。国は、特定健診と特定保健指導の23年度の実施率をそれぞれ70%以上、45%以上にする目標を掲げている。【兼松昭夫】
特定健診の実施率は08-19年度に毎年上昇していたが、新型コロナウイルスの感染が各地で拡大した20年度は2.2ポイントダウンし、53.4%だった。
21年度の実施率は厚労省が10日に公表した。それによると、特定健診の同年度の対象者数は5,380万1,976人で、うち3,038万9,789人(56.5%)が受診していた。実施率は23年度までの国の目標を13.5ポイント下回っている。
医療保険者ごとの実施率は共済組合(対象346万人)が80.8%で最も高く、以下は健保組合(1,241万人)が80.5%、協会けんぽ(1,862万人)が55.9%など。最低は市町村国保(1,787万人)の36.4%だった。6つの保険者全てで上昇したが、格差がある。
メタボリックシンドロームか予備群に該当する人は、08年度に比べて13.8%減少した。国は、メタボ該当者・予備群を08年度比で23年度までに25%以上減少させる目標を掲げている。
特定健診の実施率は08-19年度に毎年上昇していたが、新型コロナウイルスの感染が各地で拡大した20年度は2.2ポイントダウンし、53.4%だった。
21年度の実施率は厚労省が10日に公表した。それによると、特定健診の同年度の対象者数は5,380万1,976人で、うち3,038万9,789人(56.5%)が受診していた。実施率は23年度までの国の目標を13.5ポイント下回っている。
医療保険者ごとの実施率は共済組合(対象346万人)が80.8%で最も高く、以下は健保組合(1,241万人)が80.5%、協会けんぽ(1,862万人)が55.9%など。最低は市町村国保(1,787万人)の36.4%だった。6つの保険者全てで上昇したが、格差がある。
メタボリックシンドロームか予備群に該当する人は、08年度に比べて13.8%減少した。国は、メタボ該当者・予備群を08年度比で23年度までに25%以上減少させる目標を掲げている。