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医療・介護ニュース

【感染症情報】RSウイルスが8週連続で増加-インフルエンザは増加に転じる

2023年05月02日 16:20

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 国立感染症研究所がまとめた4月17日から23日までの1週間(第16週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5,000カ所、速報値)によると、RSウイルス感染症の定点医療機関当たりの患者報告数が8週連続で増えた。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2週連続で増加。5週連続で減少していたインフルエンザは増加に転じた。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約17.9%増の4.95人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、石川(12.5人)、大分(11.56人)、鳥取(10.11人)。〔インフルエンザ〕報告数は前週比約16.2%増の2.51人。過去10年の同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、新潟(21.18人)、山形(8.35人)、宮城(6.55人)。〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約28.7%増の1.12人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、鹿児島(4人)、福井(3.96人)、和歌山(3.7人)。〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約37.3%増の0.81人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、福岡(2.55人)、沖縄(2.38人)、鳥取(1.63人)。

出典:医療介護CBニュース