2019年10月07日 13:40
国立がん研究センター(国がん)はこのほど、直腸がんが局所再発した患者に対して、手術で根治できる可能性があるかどうかなどを専門医が回答するウェブ相談システムを開発し、運用を開始したと発表した。このシステムでは、医師を利用対象者としており、国内の医師であれば無料で相談を受けることが可能。【松村秀士】
利用を希望する医師は、このシステムの登録申請後に、専門医(計5人)に対して直腸がんの局所再発の診断や治療の方針、手術が可能な施設、受け入れに関して相談することができる。相談内容に対して専門医が、原則として1週間以内に返答する。
このシステムによって、医師は自施設にいながらウェブを使って専門医に容易に相談できる環境が整備された。国がんでは、多くの対象患者が根治手術を受ける機会が増えることを目指す。また今後、このシステムの運用の有用性が評価された場合、他領域の難治性がん・希少がんへの応用が期待されるとしている。
利用を希望する医師は、このシステムの登録申請後に、専門医(計5人)に対して直腸がんの局所再発の診断や治療の方針、手術が可能な施設、受け入れに関して相談することができる。相談内容に対して専門医が、原則として1週間以内に返答する。
このシステムによって、医師は自施設にいながらウェブを使って専門医に容易に相談できる環境が整備された。国がんでは、多くの対象患者が根治手術を受ける機会が増えることを目指す。また今後、このシステムの運用の有用性が評価された場合、他領域の難治性がん・希少がんへの応用が期待されるとしている。