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医療・介護ニュース

精神科救急と一般医療機関の連携体制を構築-第7次福井県障がい者福祉計画

2023年04月24日 19:40

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 福井県はこのほど、「第7次福井県障がい者福祉計画」を公表した。重点施策の1つに「精神科医療体制の充実」を挙げている。【新井哉】

 計画によると、精神疾患は近年増加傾向で、その症状が多様であることや自覚しにくいことから、症状が重くなってから精神科を受診することが少なくない。また、安心して地域や社会で生活できるよう、精神科医療機関と関係機関が連携しながら、必要な精神科医療が提供される体制の構築を推進する必要がある。

 こうした現状・課題を踏まえ、多様な精神疾患(統合失調症、うつ病・躁うつ病、認知症、児童・思春期精神疾患、依存症など)に対応できる医療機能を明確にし、県内の医療連携による支援体制の構築を目指す。

 身体疾患のある精神障害者や自殺未遂者らへの救急医療体制については、精神科救急医療機関と一般救急医療機関との協議の場を設け、受け入れ体制の充実を検討したり、研修を行ったりして連携体制を構築する。また、入院中の精神障害者の早期退院や地域移行を推進し、「社会的入院」を解消する。

出典:医療介護CBニュース