閉じる

医療・介護ニュース

東京のインフルエンザ患者報告数が5週連続減-第15週、31保健所管内のうち20管内で減少

2023年04月19日 18:25

印刷

 東京都のインフルエンザ患者報告数が5週連続で減少したことが19日、感染症発生動向調査の週報(第15週、WEB版)で分かった。都内の全31保健所管内のうち、20保健所管内で患者報告数が減った。【新井哉】

 10日から16日までの1週間(第15週)の定点医療機関当たり患者報告数は前週比約17.2%減の1.92人だった。

 保健所管内別で見ると、島しょが23.5人で最も多く、以下は、練馬区(3.9人)、八王子市(3.28人)、池袋(3.13人)、荒川区(3.0人)、多摩立川(2.76人)、葛飾区(2.69人)、大田区(2.48人)などの順だった。

 今シーズンは、これまで第10週(3月6-12日)の患者報告数(10.42人)が最も多かったが、新型コロナウイルス感染症流行前の2019年のピーク時(第4週・1月21-27日、64.18人)と比べて6分の1程度の規模だった。

出典:医療介護CBニュース