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医療・介護ニュース

作業療法士の協力得て転倒予防体操DVD作成も-群馬県が医療事故件数や対応策などを公表

2019年10月04日 20:20

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 群馬県は、県立病院の医療事故とヒヤリ・ハット事例の件数などを公表した。具体的な対応策も示しており、精神医療センターでは、作業療法士の協力を得て、転倒予防体操(プログラム)のDVDを作成し、各病棟に提供。心臓血管センターでも、医療安全相互チェックの院内パトロールを実施したという。【新井哉】

 県によると、県立4病院の2018年度の医療事故は前年度比9件減の11件、ヒヤリ・ハット事例は850件減の4906件だった。

 県は、医療事故とヒヤリ・ハット事例の概要や対応策も明らかにした。気管カニューレ抜去のケースでは、夜間帯に強い反り返りと頭を左右に激しく振る動作があり、気管カニューレが抜けたため、抜去防止の補助具を使用し、たすき掛けで固定したという。

出典:医療介護CBニュース