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医療・介護ニュース

アルコール健康障害相談できる「かかりつけ医」養成-関係機関の連携体制構築も、岡山県の第2期計画

2023年04月12日 19:25

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 岡山県はこのほど、第2期県アルコール健康障害対策推進計画(2023-27年度)を公表した。取り組みの1つに「医療従事者等の人材育成」を挙げており、アルコール健康障害に関して気軽に相談できる「かかりつけ医」を養成する方向性を示している。【新井哉】

 計画によると、依存症治療拠点機関などが中心となり、患者の家族に対するケアなどの技術向上を図る医療従事者研修も実施する。また、内科・救急などの一般医療、一般の精神科医療機関、専門医療機関、相談拠点、自助グループなどの関係機関の連携体制の構築を進める。

 アルコール健康障害への早期介入も推進する。具体的には、精神保健福祉センターにアルコール関連問題の依存症コーディネーターを配置し、人材育成や技術支援などの促進を図る。

出典:医療介護CBニュース