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医療・介護ニュース

【感染症情報】RSウイルスが5週連続で増加-インフルエンザは3週連続減少

2023年04月11日 13:10

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 国立感染症研究所がまとめた3月27日から4月2日までの1週間(第13週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5,000カ所、速報値)によると、RSウイルス感染症の定点医療機関当たりの患者報告数が5週連続で増加した。感染性胃腸炎は6週連続、インフルエンザは3週連続で減少。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は増加した。【新井哉】

〔インフルエンザ〕報告数は前週比約37%減の4.06人。過去10年の同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3は、新潟(18.44人)、山形(11.55)、青森(8.09人)。

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約12.9%減の3.73人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3は、石川(9.9人)、富山(8.48人)、大分(8.31人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約8.3%減の0.52人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3は、福岡(2.33人)、長崎(1.57人)、富山(1.14人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約14.3%増の0.48人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3は、佐賀(1.83人)、北海道(1.66人)、鹿児島(1.58人)。

出典:医療介護CBニュース