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医療・介護ニュース

新型コロナワクチン接種の176件を認定-厚労省が健康被害審査第一部会の審議結果公表

2023年04月10日 15:50

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 厚生労働省は、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会(7日開催)の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した213件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した部会は、176件を認定、31件を否認、6件を保留とした。【新井哉】

 今回の審議(10-40歳代)で認定された176件の年齢別では、40歳代が60件で最も多く、以下は、20歳代(43件)、30歳代(40件)、10歳代(33件)の順だった。

 疾病・障害名については、胸痛、動悸、腸炎、腹痛、嘔気、胃痛、頭痛、発熱、脱水、嘔吐、下痢、振戦、疼痛、髄膜炎、咽頭痛、脳梗塞、中毒疹、結膜炎、角膜炎、めまい、脳出血、蕁麻疹、息切れ、肝障害、倦怠感、脊髄炎、呼吸苦、しびれ、心膜炎、左肩痛、胸苦しさ、前胸部痛、意識障害、帯状疱疹、めまい症、多形紅斑、右頸部痛、咳嗽増悪、けいれん、四肢脱力、歩行困難、紅色丘疹、食欲不振、胸部不快、口腔内発赤、急性心膜炎、急性心筋炎、咽頭違和感、呼吸困難感、左半身脱力、左上肢脱力、両下肢脱力、頭痛の増悪、頭痛の再燃、気管支喘息、肝機能障害、急性胃腸炎、急性肝障害、四肢しびれ、胸部絞扼感、末梢神経炎、両膝関節痛、末梢神経障害、無菌性髄膜炎、左半身しびれ、過換気症候群、左上肢しびれ、四肢不全麻痺、IgA血管炎、全身異常感覚、横紋筋融解症、末梢神経障害、心筋症の疑い、てんかん発作、急性心外膜炎、四肢急性湿疹、急性心膜心筋炎、急性咽頭扁桃炎、急性心筋炎疑い、気管支喘息発作、脳静脈洞血栓症、深部静脈血栓症、頸部リンパ節炎、発熱・左手振戦、右顔面神経麻痺、気管支喘息発作、左肩関節周囲炎、冠攣縮性狭心症、左腋窩蜂窩織炎、左上肢運動障害、アナフィラキシー、左上肢不随意運動、自家感作性皮膚炎、右腋窩膿瘍の増悪、右下肢疼痛・脱力、播種状丘疹型薬疹、左手掌湿疹・水疱、腋窩急性リンパ節炎、左上肢末梢神経障害、冠攣縮性狭心症疑い、急性アレルギー反応、右半身末梢神経障害、急性散在性脳脊髄炎、左腋窩リンパ節腫大、ネフローゼ症候群増悪、ギラン・バレー症候群、アナフィラキシー様症状、急性心筋炎・心膜炎疑い、頸部・腋窩リンパ節腫脹、右鎖骨上窩リンパ節腫脹、アナフィラキシー・めまい、循環血液量減少性ショック、免疫性血小板減少性紫斑病、左橈骨神経神経障害性疼痛、両眼フォークト・小柳・原田病を挙げている。176件の請求内容の内訳は、いずれも「医療費・医療手当」となっている。

 今回の審議結果を含め、これまでに7,111件の進達を受理し、このうち2,188件を認定、273件を否認、39件を保留としている。

出典:医療介護CBニュース