閉じる

医療・介護ニュース

看護職員のコロナ関連欠勤者数が増加に転じる-厚労省が重点医療機関の集計更新

2023年04月06日 16:20

印刷

 11週連続で減少していた重点医療機関の看護職員の欠勤者数(新型コロナウイルス感染症関連)が増加に転じたことが6日、厚生労働省が更新した集計で分かった。【新井哉】

 集計によると、コロナ関連で休んでいる全国の看護職員数は3月29日現在632人で、前週の22日時点と比べて12人増えた。

 都道府県別では、東京が73人で最も多く、以下は、北海道(42人)、福岡(34人)、千葉(30人)、長野(29人)、広島(28人)、愛知(27人)、神奈川(26人)、兵庫(23人)などの順だった。

 このデータは、都道府県が指定した重点医療機関のうち、G-MISを通じて報告のあったものを集計している。毎週水曜日時点の看護職員(看護師、准看護師、助産師、保健師)の欠勤者数について、翌週の水曜日までに報告のあったものを計上している。休んでいる看護職員の総数には「濃厚接触者」なども含めている。

出典:医療介護CBニュース