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医療・介護ニュース

救急救命士国家試験、合格率は93.8%-前回より2.5ポイントアップ、厚労省発表

2023年04月03日 12:30

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 厚生労働省はこのほど、第46回救急救命士国家試験の合格者数を発表した。合格率は93.8%で、前回の試験より2.5ポイント上がった。【新井哉】

 3月12日に行われた第46回試験の受験者数は前回比8人減の3,255人、合格者数は同75人増の3,054人だった。

 救急救命士国家試験は毎年1回実施されている。必修問題と通常問題の合格基準を両方満たす必要がある。必修問題は55.0点中44.0点以上、通常問題は220.0点中132.0点以上が合格基準となっている。今回の必修問題の平均点は51.0点、通常問題は174.4点だった。

 合格者の受験資格別の内訳も公表している。それによると、救急救命士養成所6カ月課程修了者が1,136人で最も多く、以下は、救急救命士養成所2年課程修了者(1,082人)、厚労相指定科目履修大学卒業者(791人)、救急救命士養成所1年課程修了者(40人)などの順だった。

出典:医療介護CBニュース