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医療・介護ニュース

ゲーム障害に対応できる専門性のある相談員育成を-愛媛県が第2次ギャンブル等依存症対策推進計画案

2023年03月17日 18:15

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 愛媛県は第2次愛媛県ギャンブル等依存症対策推進計画(2023-27年度)の案を公表した。ゲーム障害対策の現状と課題を取り上げ、ゲーム障害に対応できる専門性のある相談員の育成を進めていく必要があるとしている。【新井哉】

 計画案では、世界保健機関(WHO)が、オンラインゲームやテレビゲームに没頭し、生活や健康に支障をきたす状態を「ゲーム障害」(ゲーム依存症)という精神疾患として「改訂版国際疾病分類(ICD-11)」に位置付けることを公表したと説明。ゲーム障害の主な特徴として、「ゲームをする頻度や時間のコントロールができない」「日常生活でゲームの優先度が増し、ゲームをプレイすることが他の興味や日常生活よりも最優先される」などを挙げている。

 睡眠不足と睡眠の質の低下(睡眠障害)や眼精疲労などの日常生活上の問題のほかに、「オンラインゲーム等で過度の課金を行ってしまうといった経済的な問題」も併せて生じる場合があるという。

 また、頻度や時間のコントロールができなくなったり、経済的な問題が生じたりするなど「ギャンブル等依存症と共通した点」が見られることを指摘。国の動向を注視しながら、知識の普及啓発を行ったり、精神保健福祉センター・保健所での相談支援を実施したりする必要性を挙げている。

出典:医療介護CBニュース