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医療・介護ニュース

全国のインフルエンザ患者報告数が増加に転じる-厚労省が第10週の発生状況を公表

2023年03月17日 16:30

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 3週連続で減少していた全国のインフルエンザ患者報告数が増加に転じたことが17日、厚生労働省が公表した第10週のインフルエンザ発生状況で分かった。【新井哉】

 6日から12日までの1週間(第10週)の全国の定点医療機関当たりの患者報告数は前週比約9.1%増の11.1人で、33都道府県で前週よりも増えた。

 都道府県別では、岩手が26.03人で最も多く、以下は、富山(26.02人)、石川(25.08人)、福井(18.49人)、山形(16.7人)、大分(16.19人)、滋賀(15.85人)、栃木(15.82人)、新潟(15.59人)などの順だった。

 学級・学年閉鎖、休校となった施設(保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校)の報告に関しては、学級閉鎖が1,060施設(前週1,055施設)、学年閉鎖が288施設(同243施設)、休校が13施設(同13施設)あった。

出典:医療介護CBニュース