閉じる

医療・介護ニュース

東京のインフルエンザ患者報告数が増加-第10週、21保健所管内で前週を上回る

2023年03月15日 13:15

印刷

 東京都のインフルエンザ患者報告数が増加したことが15日、感染症発生動向調査の週報(第10週、WEB版)で分かった。都内の全31保健所管内のうち、21保健所管内で前週の患者報告数を上回った。【新井哉】

 6日から12日までの1週間(第10週)の定点医療機関当たりの患者報告数は前週比約25.7%増の10.48人。保健所管内別で見ると、八王子市が18.28人で最も多く、以下は、多摩立川(17.24人)、練馬区(16.1人)、西多摩(15.21人)、北区(14.36人)、中野区(14.30人)、荒川区(14.29人)、板橋区(13.63人)などの順だった。

 第10週の患者報告数は、今シーズンで最も多かったが、新型コロナウイルス感染症流行前の2019年のピーク時(第4週、64.18人)と比べて6分の1程度の規模だった。

出典:医療介護CBニュース