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医療・介護ニュース

【感染症情報】インフルエンザが3週連続で減少-RSウイルス、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は増加

2023年03月14日 12:10

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 国立感染症研究所がまとめた2月27日から3月5日までの1週間(第9週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5,000カ所、速報値)によると、インフルエンザの定点医療機関当たりの患者報告数が3週連続で減った。感染性胃腸炎は2週連続で減少。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症は増えた。【新井哉】

〔インフルエンザ〕報告数は前週比約10.2%減の10.17人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、石川(33.77人)、岩手(33.37人)、富山(26.25人)。

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約4%減の5.95人。過去10年の同期の平均よりもやや多い。都道府県別の上位3位は、愛媛(13.78人)、大分(11.67人)、富山(11.24人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約2.1%増の0.48人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、長崎(2.12人)、岩手(1.55人)、福岡(1.51人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約9.7%増の0.34人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期の平均よりもやや少ない。都道府県別の上位3位は、北海道(1.73人)、佐賀(1.48人)、新潟(1.09人)。

出典:医療介護CBニュース