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医療・介護ニュース

【感染症情報】インフルエンザが10週連続で増加-RSウイルス感染症は3週連続増

2023年02月14日 12:45

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 国立感染症研究所がまとめた1月30日から2月5日までの1週間(第5週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5,000カ所、速報値)によると、インフルエンザの患者報告数が10週連続で増加した。RSウイルス感染症は3週連続で増えた。感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も増加した。【新井哉】

〔インフルエンザ〕報告数は前週比約22.2%増の12.66人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、沖縄(47.18人)、福井(35.46人)、大阪(29.91人)。

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約6.9%増の7.89人。過去10年の同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、香川(15.25人)、大分(13.67人)、宮崎(13.56人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約10%増の0.44人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、長崎(2.59人)、岩手(1.45人)、福岡(1.32人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約3.2%増の0.32人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期の平均と同程度。都道府県別の上位3位は、福島(2.08人)、熊本(1.14人)、岩手(1.03人)。

出典:医療介護CBニュース