閉じる

医療・介護ニュース

東京都のインフルエンザ流行状況が注意報レベルに-患者報告数が9週連続で増加

2023年02月02日 15:45

印刷

 東京都のインフルエンザ流行状況が注意報レベルに達したことが2日、感染症発生動向調査の週報(第4週)で分かった。【新井哉】

 週報によると、第4週(1月23-29日)の定点医療機関当たりの患者報告数は、前週比7.9%増の9.17人で、9週連続で増加した。

 都内の31保健所のうち9保健所(中央区、目黒区、荒川区、足立、江戸川、八王子市、町田市、多摩府中、多摩小平)で注意報の基準値(定点医療機関当たり10人)を超え、該当する保健所管内の人口の合計が都全体の34.86%となり、都独自の流行注意報基準に達している。

 都の流行注意報基準は、定点当たりの患者報告数が10人を超えた保健所の管内人口の合計が、都の人口全体の30%を超えた場合となっている。

出典:医療介護CBニュース