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医療・介護ニュース

自殺未遂者の再企図防止や合併症診療体制など充実-奈良県が計画案公表、精神科・かかりつけ医連携も

2023年01月18日 18:35

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 奈良県は17日、奈良県自殺対策計画(2023-27年度)の案を公表した。重点施策の1つに、自殺未遂者の再度の自殺企図を防ぐことを掲げている。【新井哉】

 計画案によると、自殺未遂者が医療を受ける際に関わる専門職員に対し、介入技法の向上などを図り、自殺リスクの高い人の発見や適切な支援への引き継ぎが可能となるよう体制を整備する。

 また、精神・身体合併症に対する診療体制の充実を図ったり、自殺未遂者が地域で継続して医療、福祉などを受けられる包括的な支援体制を構築したりする。

 自殺の原因・動機として精神疾患の比率が高いため、精神科医をはじめとした医療従事者や関係機関が、うつ病などの精神疾患への早期介入に努めるほか、かかりつけ医と精神科医との連携を図り、精神疾患の早期発見・早期治療を推進する。

出典:医療介護CBニュース