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医療・介護ニュース

飲酒ガイドライン、分かりやすくする工夫が必要-ASKの今成代表、厚労省検討会で提案

2022年12月20日 17:05

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 厚生労働省の飲酒ガイドライン作成検討会が19日に開かれ、関係団体のヒアリングが行われた。アルコールなどの依存症の予防・回復支援に取り組んでいる特定非営利活動法人ASKの今成知美代表が、飲酒ガイドラインについて、分かりやすくするための工夫が必要と訴えた。【新井哉】

 今成代表は、日本や米国、カナダ、オーストラリアの「スタンダートドリンク」と純アルコール(グラム)の関係性をイラストで示し、「視覚と体感でイメージできることが大切」と説明した。

 厚労省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」で使われている「節度ある適度な飲酒」(1日平均純アルコールで約20グラム程度)について、そのネーミングを「低リスク飲酒」に変更することを提案。避けるべき飲酒行動についても「エビデンスのあるものに絞って、リスクを簡潔に述べるのがいいのではないか」との考えを示した。

 酩酊による事故や暴力、一気飲みの危険性やアルコールハラスメントについても、飲酒ガイドラインに盛り込むことを求めた。

出典:医療介護CBニュース