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医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎報告数が減少に転じる-手足口病は11週連続で減少

2022年12月06日 12:55

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 国立感染症研究所がまとめた11月21日から27日までの1週間(第47週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、速報値)によると、5週連続で増加していた感染性胃腸炎の患者報告数が減少に転じた。手足口病は11週連続、RSウイルス感染症は5週連続、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2週連続で減少した。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比0.3%減の3.2人。過去10年の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、福井(7.78人)、埼玉(6.72人)、東京(5.33人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比21.6%減の0.58人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、山形(3.66人)、新潟(1.82人)、富山(1.79人)。

〔手足口病〕報告数は前週比12.7%減の0.48人。過去10年の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、愛媛(2.03人)、熊本(1.74人)、佐賀(1.61人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比10%減の0.36人。過去10年同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、鳥取(1.74人)、京都(1.18人)、長崎(1.09人)。

出典:医療介護CBニュース