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医療・介護ニュース

病床使用率、感染者多い地域などで5割上回る-厚労省がコロナアドバイザリーボードの分析公表

2022年12月01日 17:40

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 厚生労働省は、11月30日に開催された第108回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。病床使用率は上昇傾向となっており、「ほとんどの地域で3割を上回り、感染者数が多い地域などでは5割を上回っている」と指摘している。【新井哉】

 11月23日時点の全国の入院者数は1万7,255人で、1週間前と比べて2,241人増えている。重症者数も前週比54人増の893人となっている。

 新規感染者数は、全国的に増加が継続しており、「北海道以外のすべての地域で今週先週比が1を上回っているが、増加の速度は比較的緩やかなものとなっている」と説明。今後の感染状況については、「短期的な予測では、地域差や不確実性はあるものの、全国的には増加の継続が見込まれる」としている。

出典:医療介護CBニュース