閉じる

医療・介護ニュース

【感染症情報】インフルエンザが7週連続で増加-リンゴ病など減少に転じる

2019年09月24日 14:50

印刷

 国立感染症研究所がまとめた9日から15日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値)によると、インフルエンザの定点医療機関当たりの患者報告数が7週連続で増加した。伝染性紅斑(リンゴ病)などは減少に転じた。【新井哉、瀬戸直樹】

〔インフルエンザ〕7週連続で増加した。報告数は前週比約51.9%増の1.17人。都道府県別の上位3位は、沖縄(50.79人)、長崎(2.6人)、大分(1.57人)。〔RSウイルス感染症〕4週連続で増加した。報告数は前週比約10.6%増の3.45人。都道府県別の上位3位は、佐賀(8.7人)、宮崎(8.42人)、愛媛(7.16人)。〔咽頭結膜熱〕4週連続で増加した。報告数は前週比約6.7%増の0.48人。都道府県別の上位3位は、沖縄(2.29人)、宮崎(1.75人)、佐賀(1.26人)。〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕4週連続で増加した。報告数は前週比約5.4%増の1.56人。都道府県別の上位3位は、新潟(3.86人)、鳥取(3.68人)、福岡(3.38人)。〔伝染性紅斑〕増加から減少に転じた。報告数は前週比約16.3%減の0.67人。都道府県別の上位3位は、福岡(1.79人)、長崎(1.55人)、滋賀(1.52人)。〔感染性胃腸炎〕増加から減少に転じた。報告数は前週比約3.8%減の3.26人。都道府県別の上位3位は、大分(8.94人)、熊本(6.4人)、宮崎(6.25人)。〔手足口病〕増加から減少に転じた。報告数は前週比約9.3%減の2.82人。都道府県別の上位3位は、山形(8.33人)、北海道(7.57人)、長野(7.41人)。

出典:医療介護CBニュース