閉じる

医療・介護ニュース

インフル患者報告546人、コロナ流行前の6%-厚労省が発生状況公表、14-20日の1週間

2022年11月25日 17:05

印刷

 厚生労働省は25日、インフルエンザの発生状況を公表した。14日から20日までの1週間(第46週)の全国の患者報告数(定点医療機関約5,000カ所)については、29都道府県から計546人の報告があった。新型コロナウイルス感染症が流行する前の2019年同期の約6%にすぎない。【新井哉】

 第46週の全国の患者報告数は、前週と比べて139人増えた。都道府県別で見ると、大阪が154人で最も多く、以下は、東京(125人)、京都(68人)、兵庫(37人)、愛知(24人)、沖縄(17人)、宮城(13人)、奈良、福岡(共に12人)、神奈川(11人)などの順。全国の定点医療機関当たりの患者報告数は0.11人だった。

 学級・学年閉鎖、休校となった施設(保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校)の報告に関しては、学級閉鎖が5施設、学年閉鎖が1施設あった。

 19年の同期(第46週)の全国の患者報告数は9,107人で、学級・学年閉鎖、休校となった施設も計258施設あった。この週の定点医療機関当たりの患者報告数は1.84人で、注意報レベル(定点医療機関当たり10人)を超えている保健所地域が9カ所あった。

出典:医療介護CBニュース