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医療・介護ニュース

かかりつけ医同席で精神科専門医がオンライン診療-第2期岡山県アルコール健康障害対策推進計画素案

2022年11月24日 18:20

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 岡山県はこのほど、第2期岡山県アルコール健康障害対策推進計画(仮称)の素案を公表した。患者の移動負担軽減や専門治療の継続率向上を図るため、かかりつけ医同席の下、精神科専門医がオンライン診療を行う取り組みを推進する。【新井哉】

 計画期間は2023年度から27年度までで、2つの2次医療圏(高梁・新見、真庭)で医療提供体制を構築する必要性を挙げている。第1期計画策定時には専門医療機関が整備されていなかったが、18年3月に依存症専門医療機関を6カ所選定しており、第2期計画にも、専門医療機関を選定し、医療提供体制を整備する目標を盛り込む。

 また、アルコール健康障害のある人が「適切かつ質の高い治療」を受けられるよう、重症度に合わせた階層的治療体制の構築を目指すほか、内科・救急などの一般医療、一般の精神科医療機関、専門医療機関、相談拠点、自助グループなどの関係機関の連携体制(SBIRTS)の構築を進める。

出典:医療介護CBニュース