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医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎が4週連続で増加-手足口病は9週連続で減少

2022年11月22日 17:10

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 国立感染症研究所がまとめた7日から13日までの1週間(第45週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎の患者報告数が4週連続で増加した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も増えた。手足口病は9週連続、RSウイルス感染症は3週連続で減少した。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比13.9%増の2.78人。過去10年の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、福井(6.09人)、大分(5.61人)、埼玉(5.03人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比8.2%減の0.78人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、山形(4.17人)、福島(2.54人)、沖縄(2.42人)。

〔手足口病〕報告数は前週比14.7%減の0.64人。過去10年の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、愛媛(2.73人)、石川(1.76人)、島根(1.48人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比7.9%増の0.41人。過去10年同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、長崎(2.48人)、鳥取(1.47人)、京都(1.03人)。

出典:医療介護CBニュース