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医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎が3週連続で増加-手足口病は8週連続で減少

2022年11月15日 14:05

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 国立感染症研究所がまとめた10月31日から11月6日までの1週間(第44週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎の患者報告数が3週連続で増加した。手足口病は8週連続、ヘルパンギーナとRSウイルス感染症は2週連続で減少。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も減った。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比3%増の2.44人。過去10年の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、大分(5.47人)、島根(5.22人)、福井(4.65人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比9.6%減の0.85人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期と比べて2番目に多い。都道府県別の上位3位は、山形(3.79人)、沖縄(2.73人)、山口(2.33人)。

〔手足口病〕報告数は前週比18.5%減の0.75人。過去10年の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、愛媛(2.97人)、石川(2.17人)、長崎(1.7人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比15.6%減の0.38人。過去10年同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、長崎(2.18人)、福井(1.3人)、福岡(1人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約12.5%減の0.21人。過去10年の平均より少ない。都道府県別の上位3位は、福岡(0.98人)、佐賀(0.83人)、山口(0.56人)。

出典:医療介護CBニュース