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医療・介護ニュース

コロナワクチン接種の死亡事例含む21件を認定-厚労省が感染症・予防接種審査分科会審議結果公表

2022年11月08日 12:00

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 厚生労働省は7日、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会の審議結果(新型コロナワクチン分)を公表した。新型コロナワクチンを接種した27件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した分科会は、21件を認定、4件を否認、2件を保留とした。認定された21件のうち6件は死亡事例で、関連する基礎疾患・既往症(高血圧症など)があった。【新井哉】

 今回認定された21件を年齢別で見ると、80歳代が8件、70歳代が4件、40歳代と60歳代がいずれも3件、50歳代が2件、20歳代が1件となっている。

 疾病・障害名については、くも膜下出血、左前大脳動脈瘤、右後下小脳動脈瘤、心筋梗塞、脳梗塞、心房細動、脳出血、急性心不全、両側動眼神経麻痺、左手指のしびれ、高血圧の悪化、脱水症、めまい、左網膜中心動脈閉塞、アナフィラキシー、両側肺動脈血栓塞栓症、両下肢深部静脈血栓症、レビー小体型認知症の悪化、全身倦怠感、全身痛、脱力、廃用症候群、急性間質性肺炎、一過性排尿困難、急性心筋炎、急性心膜炎、両側性vogt-小柳-原田病を挙げている。21件の請求内容は、死亡事例の6件はいずれも「死亡一時金・葬祭料」、残る15件はいずれも「医療費・医療手当」となっている。

出典:医療介護CBニュース