閉じる

医療・介護ニュース

【感染症情報】手足口病の患者報告数が4週連続減-感染性胃腸炎、RSウイルス感染症なども減少

2022年10月18日 12:35

印刷

 国立感染症研究所がまとめた3日から9日までの1週間(第40週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、速報値)によると、手足口病の患者報告数が4週連続で減少した。感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナも減った。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約0.2%減の1.97人。過去10年の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、大分(4.44人)、愛媛(3.78人)、熊本(3.72人)。

〔手足口病〕報告数は前週比14.1%減の1.7人。過去10年の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、石川(3.41人)、宮城(3.07人)、山形(2.72人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比5.1%減の1.12人。都道府県別の上位3位は、鳥取(4.32人)、高知(4.15人)、山形(3.9人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約11.1%減の0.4人。過去10年の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、山形(1.69人)、福岡(0.91人)、群馬(0.89人)。

出典:医療介護CBニュース