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医療・介護ニュース

精神科救急医療の提供、計画に沿った運用を評価-宮城県立病院機構、コロナ影響も専門性維持

2022年10月11日 13:00

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 地方独立行政法人宮城県立病院機構はこのほど、第3期中期目標暫定評価期間の業務実績評価結果を公表した。県立精神医療センターと県立がんセンターについて「新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、専門性を維持し、持続的に県民へ医療提供を行ったことが認められる」としている。【新井哉】

 現在の中期目標期間中(2019-22年度)は、19年度と21年度に中期目標で掲げた経常収支比率100%以上を達成した。今後は、新型コロナウイルス感染症の収束なども見据えた収支改善の検討・実践に努める必要があるという。

 精神医療センターについては、「暫定評価期間中、精神科救急医療の提供、地域移行・地域定着支援の実施、児童思春期医療の提供においては、計画に沿った運用ができた」と評価。がんセンターについても、 高度医療や調査研究で成果を挙げたことなどを評価している。

出典:医療介護CBニュース