埼玉県は26日、県青少年健全育成・支援プラン（2023－27年度）の案を公表した。発達障害について、中核発達支援センターや地域療育センターでの診療・療育体制を強化する。【新井哉】

　プラン案によると、発達障害総合支援センターを拠点として、発達障害の早期発見・早期支援を担う人材や、身近な地域での専門性の高い人材の育成に取り組む。

　思春期の健康の確保に関しては、自殺未遂や自殺企図、摂食障害などに対する精神保健相談などを通じて「受診援助等の保健指導」に取り組むほか、身体的・精神的な悩みを抱えた若年妊婦らが身近な地域で必要な支援を受けられるよう、相談体制の充実などの取り組みを推進する。