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医療・介護ニュース

オミクロン期の妊婦症状、デルタ期より咽頭痛多い-国立国際医療研究センターなどがコロナ入院例分析

2022年09月26日 13:05

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 国立研究開発法人国立国際医療研究センターと国立成育医療研究センターは26日、デルタ株・オミクロン株流行期の妊婦の新型コロナウイルス感染症入院例の臨床的な特徴を分析したと発表した。オミクロン株流行期の妊婦新型コロナ入院患者の臨床症状は、デルタ株流行期と比較して、鼻汁と咽頭痛が多かったという。【新井哉】

 2021年8月から22年3月までに登録された妊婦の新型コロナウイルス感染症入院例310人(デルタ期111人、オミクロン期199人)を対象に研究を行った。オミクロン期の患者はデルタ期の患者に比べて、倦怠感、嗅覚・味覚障害が少ない傾向にあった。

 また、多変量解析という手法を用いて、「軽症の入院患者」と「中等症-重症の入院患者」を比較したところ、中等症-重症に至った患者は、「デルタ期の患者、妊娠中期以降、ワクチン2回接種未完了の患者が多かった」と説明している。

 今回の研究では、21年8-12月をデルタ株流行期、22年1-3月をオミクロン株流行期として検討。入院時に呼吸数が24回/分以上、または酸素飽和度(SpO2)が94%以下、酸素投与/人工呼吸管理/ECMO/集中治療室の入院のいずれかを満たした場合を「中等症-重症」、いずれも満たさない場合を「軽症」と定義した。

出典:医療介護CBニュース