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医療・介護ニュース

心身の不調・育児不安のとらえ方、市町村で差も-厚労省が産後ケア事業調査研究の中間報告を説明

2022年09月21日 20:20

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 厚生労働省は21日、成育医療等協議会(第9回)で、産後ケア事業などの実施に関する調査研究の中間報告を説明した。心身の不調・育児不安の範囲のとらえ方は市町村によって差が見られ、申し込みを全て受理する市町村と、断るケースがある市町村に分かれたという。【新井哉】

 都道府県・市町村(計15カ所)の事業担当課職員に対するヒアリング結果をまとめたもので、▽事業対象者の範囲▽利用者の目的・特徴▽ケア内容▽委託先▽医療機関と自治体の情報連携の方法▽予算確保▽要支援対象者の把握▽費用負担-などを取り上げている。

 例えば、利用者の目的・特徴については、宿泊型は心身の疲労や育児不安、デイサービス型は育児不安や乳房ケア、アウトリーチ型は乳房ケアを目的とする利用が多かったという。

 また、委託先については、「産科医療機関や助産所、助産師会がほとんどで、その他小児科医療機関や保育所での実施ケースも見られた」としている。

出典:医療介護CBニュース