閉じる

医療・介護ニュース

【感染症情報】手足口病・感染性胃腸炎4週連続増-RSウイルス感染症も2週連続で増加

2022年09月20日 15:10

印刷

 国立感染症研究所がまとめた5日から11日までの1週間(第36週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、速報値)によると、手足口病と感染性胃腸炎の患者報告数が4週連続で増加した。RSウイルス感染症も2週連続で増えた。ヘルパンギーナは減った。【新井哉】

〔手足口病〕報告数は前週比約0.8%増の3.77人。過去10年の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、山形(17.86人)、宮城(12.34人)、福島(6.7人)。

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約2.4%増の2.15人。過去10年の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、大分(5.56人)、石川(3.59人)、福井(3.52人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約11.3%増の1.6人。都道府県別の上位3位は、徳島(4.7人)、山口(4.44人)、香川(3.54人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約1.1%減の0.88人。過去10年の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、山形(8.18人)、新潟(2.8人)、宮城(2.05人)。

出典:医療介護CBニュース