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医療・介護ニュース

心内膜植込み型ペースメーカリード、販売業者が回収-不適切な抑制などの恐れ

2022年09月01日 20:40

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 日本マイクロポートCRM(東京都千代田区)は、製造販売した心内膜植込み型ペースメーカリード「X Fineリード」の自主回収を始めた。対象製品は、2019年10月から22年6月にかけて販売した計375個。医療機関20施設や代理店50社に納入した。【松村秀士】

 対象品のモデル番号(製品番号)は、TX25D(TLD054C)、TX26D(TLD055C)、JX24D(TLD056C)、JX25D(TLD057C)。

 日本マイクロポートCRMが、オーバーセンシングによるペーシングの不適切な抑制や不適切なモード切り替えが発生する可能性があるとの報告を海外の製造元から受けたため、自主回収に踏み切った。

 全世界でこれらの事象に関連した報告が7件あるが、重篤な健康被害が発生したとの報告は現時点でないという。

出典:医療介護CBニュース