神奈川県はこのほど、「新型コロナウイルス感染症を踏まえた避難所運営ガイドライン」を修正した。避難所のレイアウトについて、一般の避難者と自宅療養者などを区分する考え方を示している。【新井哉】

　具体的には、可能な限り建物を分けるよう求めている。同じ建物に滞在せざるを得ない場合は、「階を分ける等、空間的に隔離された場所に滞在する」としている。

　避難者の健康管理については、医療従事者の避難所巡回と健康管理指導や、状況に応じて医療機関などへの入所措置ができる体制を確保するほか、▽避難者の心のケア▽エコノミークラス症候群の予防▽夏場の熱中症予防－にも配慮する。