2022年07月28日 16:20
厚生労働省はこのほど、国立研究開発法人国立長寿医療研究センターの2021年度の業務実績評価書案を公表した。老化に伴う睡眠変化の調節に関与する新規視床下部神経を同定したことなどを評価している。【新井哉】
評価書案では、新規視床下部神経の同定について、「睡眠障害が個体寿命に影響する因果関係を実験的に証明した世界的に類を見ない研究成果」と記載。今後、さらに睡眠覚醒制御に関する神経核間のネットワークの変化について明らかにすることで、老人性睡眠障害への介入法の開発が期待されるという。
また、21年度は、▽研究開発成果の最大化▽適正、効果的、効率的な業務運営▽国民に対するサービスの向上▽財務内容の改善-などを図るための積極的な取り組みを行ったという。
評価書案では、新規視床下部神経の同定について、「睡眠障害が個体寿命に影響する因果関係を実験的に証明した世界的に類を見ない研究成果」と記載。今後、さらに睡眠覚醒制御に関する神経核間のネットワークの変化について明らかにすることで、老人性睡眠障害への介入法の開発が期待されるという。
また、21年度は、▽研究開発成果の最大化▽適正、効果的、効率的な業務運営▽国民に対するサービスの向上▽財務内容の改善-などを図るための積極的な取り組みを行ったという。