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医療・介護ニュース

自殺防止で災害・地域精神医学の教授らが講演-東京都がキャンペーン内容公表、学生ら対象

2022年07月28日 16:15

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 東京都福祉保健局はこのほど、「自殺防止!東京キャンペーン」(第31回)の内容を公表した。筑波大医学医療系の太刀川弘和教授(災害・地域精神医学)らの講演会(オンライン)を9月29日に開催する予定。【新井哉】

 都は、若年層の自殺対策を重点施策に位置付けており、今回の講演会も都内在住・在学の学生、保護者、対人援助職を対象にしている。

 同局によると、都内の自殺者は、2011年をピークに減少傾向だったが、20年、21年のいずれも前年と比べて増えた。新型コロナウイルス感染症による影響は、健康問題だけでなく、失業や休業による就労環境の変化、生活の不安定化による心身面の不調など、都民生活に深く影響を及ぼしており、今後も自殺リスクの高まりが懸念されるという。

出典:医療介護CBニュース