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医療・介護ニュース

救急搬送困難事案が「全国的に急増」-コロナアドバイザリーボード分析・評価

2022年07月28日 13:40

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 厚生労働省が27日に公表した第92回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価では、救急搬送困難事案について、「非コロナ疑い事案、コロナ疑い事案ともに、地域差はあるが全国的に急増している」と指摘している。【新井哉】

 新規感染者数については、「全国的にこれまでで最も高い感染レベルを更新し続けており、全ての都道府県で前回の感染拡大を大きく超え、急速な感染拡大が継続している」と説明。感染者・濃厚接触者の急増で、社会活動全体への影響も生じているという。

 今後の感染状況については、多くの地域で新規感染者数の増加が続くことなどが見込まれるため、「医療提供体制への影響も含め最大限の警戒感をもって注視していく必要がある」との見解を示している。

出典:医療介護CBニュース