閉じる

医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎と手足口病6週連続増-RSウイルス感染症は5週連続で増加

2022年06月28日 11:55

印刷

 国立感染症研究所がまとめた13日から19日までの週(第24週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎、手足口病の定点医療機関当たりの患者報告数が6週連続で増加した。RSウイルス感染症も5週連続で増加。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も増えた。3週連続で増加していた咽頭結膜熱(プール熱)は減少に転じた。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約5.5%増の5.72人。都道府県別の上位3位は、大分(9.25人)、福岡(7.87人)、東京(7.49人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約59.3%増の0.43人。都道府県別の上位3位は、岐阜(2.08人)、島根(1.61人)、愛知(1.49人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約2.4%減の0.41人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(1.15人)、新潟(1.05人)、大阪(0.82人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約5.7%増の0.37人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、鳥取(2.42人)、新潟(1.09人)、福岡(0.96人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約38.5%増の0.36人。都道府県別の上位3位は、沖縄(3人)、福井(1.96人)、島根(1.61人)。

出典:医療介護CBニュース