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医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎と手足口病5週連続増-RSウイルス感染症は4週連続で増加

2022年06月21日 12:05

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 国立感染症研究所がまとめた6日から12日までの週(第23週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎、手足口病の定点医療機関当たりの患者報告数が5週連続で増加した。RSウイルス感染症も4週連続で増加。咽頭結膜熱(プール熱)も3週連続で増えた。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は横ばいだった。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約1.9%増の5.42人。都道府県別の上位3位は、大分(7.47人)、島根(7.35人)、鹿児島(7.09人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約16.7%増の0.42人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(1.17人)、富山(1.07人)、新潟(0.84人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週と同じ0.35人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、鳥取(1.42人)、福岡(1.35人)、山口(1人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約8.3%増の0.26人。都道府県別の上位3位は、沖縄(3.03人)、鹿児島(1.25人)、島根(1.22人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約22.7%増の0.27人。都道府県別の上位3位は、愛知(1.09人)、岐阜(0.83人)、三重(0.71人)。

出典:医療介護CBニュース