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医療・介護ニュース

精神と一般・療養病床が減少、感染症病床は横ばい-群馬県が既存病床数を公表

2022年05月31日 11:10

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 群馬県はこのほど、「第8次群馬県保健医療計画にかかる基準病床数と既存病床数の状況」を公表した。精神病床の既存病床数(3月末現在)は4,977床で、保健医療計画記載(2018年3月末)の既存病床数と比べて32床減った。【新井哉】

 一般・療養病床の既存病床数は1万8,151床で、保健医療計画記載の既存病床数と比べて171床減った。感染症病床の既存病床数(52床)は横ばいだった。

 精神病床と一般・療養病床の既存病床数は減ったが、保健医療計画で定めた基準病床数(精神4,301床、一般・療養1万5,102床)を上回った状況となっている。基準病床数を上回る「病床過剰地域」では、病院の開設・増床・病床種別の変更や、診療所の病床の設置・増床を行おうとする場合は、原則として、開設中止などの知事の勧告対象となる。

出典:医療介護CBニュース