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医療・介護ニュース

臓器提供体制整備、前年比13施設増の449施設-厚労省が報告書を公表

2022年05月19日 12:05

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 厚生労働省は17日、「臓器移植の実施状況等に関する報告書」を公表した。臓器提供を行うために必要な体制を整えている施設(3月31日現在)は、前年比13施設増の449施設だった。【新井哉】

 18歳未満の者の身体からの臓器提供を行うために必要な体制を整えているのは294施設で、前年より6施設増えた。報告書では「新型コロナウイルス感染症が発生している状況下においても、移植医療を行うことができる体制の整備が進められている」と説明している。

 臓器移植法に基づく脳死した人の身体からの臓器移植の実施については、移植関係学会合同委員会が選定した施設に限定されている。厚労省は、この施設数(同)も公表した。

 それによると、▽心臓11施設(6施設は患者が11歳未満の場合も対応可)▽肺11施設(1施設は心肺同時移植のみ対応可)▽肝臓25施設(1施設は患者が18歳未満の場合のみ対応可、1施設は患者が18歳未満の場合または当該施設で18歳未満で移植希望登録をした場合のみ対応可)▽膵臓19施設(全施設が膵腎同時移植も対応可)▽小腸12施設-だった。

出典:医療介護CBニュース