2022年05月12日 10:50
文部科学省のモデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会が11日開かれた。「新興感染症を含む自然災害」が起きた際に必要とされる医師の役割などを追加した、医学教育モデル・コア・カリキュラム改訂版の素案などを議論した。【新井哉】
委員会の冒頭で、医学調査研究チームの小西靖彦座長が改訂版(素案)の概要を説明した。それによると、「社会における医療の役割の理解」に、自然災害での医師の役割を追加したほか、「総合的に患者・生活者をみる姿勢」に、地域の視点とアプローチの観点から、新たに「地域の医療体制や診療機関の規模・役割に応じて、医療者として柔軟に対応できる」などを加えた。
また、全人的な視点とアプローチの観点から、「総合的に患者・生活者をみる姿勢」に、「臓器横断的に医学的課題を捉えることができる」「適切な医療機関や診療科につなぐ重要性を理解している」を盛り込み、臓器横断的な診療に関する学修目標を充実させた。
委員からは、重要度の高い疾患から並べるといった学習上の配慮を求める意見が出た。次回の委員会では、委員の意見などを反映させたモデル・コア・カリキュラム案を議論する予定。
委員会の冒頭で、医学調査研究チームの小西靖彦座長が改訂版(素案)の概要を説明した。それによると、「社会における医療の役割の理解」に、自然災害での医師の役割を追加したほか、「総合的に患者・生活者をみる姿勢」に、地域の視点とアプローチの観点から、新たに「地域の医療体制や診療機関の規模・役割に応じて、医療者として柔軟に対応できる」などを加えた。
また、全人的な視点とアプローチの観点から、「総合的に患者・生活者をみる姿勢」に、「臓器横断的に医学的課題を捉えることができる」「適切な医療機関や診療科につなぐ重要性を理解している」を盛り込み、臓器横断的な診療に関する学修目標を充実させた。
委員からは、重要度の高い疾患から並べるといった学習上の配慮を求める意見が出た。次回の委員会では、委員の意見などを反映させたモデル・コア・カリキュラム案を議論する予定。